人気の高いシアリスのジェネリック薬、メガリスとタダシップ。
有効成分が同じこれらの薬は、どのような違いがあるのでしょうか?
両方の薬を体験した私が「購入するならどっち?」の疑問にお答えします。
製品概要
まずは、メガリスとタダシップの基本的な製品の違いを把握しておきましょう。
製造会社
製造会社は、メガリスがマクレオーズ社。タダシップはシプラ社です。
どちらもシアリス以外に、バイアグラのジェネリック薬も販売しています。また、ED治療薬以外にも様々な薬の開発、販売を全世界で手がけているインドの会社です。
インドの医療は世界でもトップレベルにあり、マクレオーズ社とシプラ社の製造技術も高水準にあると言えます。
項目 | マクレオーズ社 | シプラ社 |
---|---|---|
主なED治療薬 | メガリス(シアリス) ベガマックス(バイアグラ) |
タダシップ(シアリス) シラグラ(バイアグラ) |
拠点 | インド ムンバイ | インド ムンバイ |
設立 | 1986年 | 1935年 |
従業員数 | 1万人以上 | 1万6千人以上 |
1箱あたりの同梱数
メガリスもタダシップも1箱あたり4錠入りの薬です。
タダシップは箱が非常に小さく、私のように多くの薬を保有してる人には、メリットになります。
錠剤の特徴
錠剤の大きさは、メガリスの方がかなり小さく、タダシップは標準的なサイズです。
- メガリス:0.5cm × 0.5cm
- タダシップ:0.7cm × 1.2cm
私は多くのED治療薬を体験してきましたが、メガリスほど小さい錠剤は記憶にありません。大きさな錠剤が苦手な人には飲みやすくて、嬉しいサイズですね。
ただ、カッターで半分にカットするのは少し難しいです。ピルカッターを使えば、問題なくカットできます。
タダシップは、ひょうたん型のような形をしています。先発薬のシアリスを忠実に再現しているようですが、半分にカットする際、均等にしづらいのが難点です。色もシアリスと近い黄色ですね。
メガリスのパッケージ
メガリスは1パッケージに4錠が分かれて包装されています。
上の画像は1錠を取り出した状態ですが、残り3錠は密閉されたままなので、品質に影響はでません。
また非常に薄いので、コンドームのように財布などに常備することも可能ですね。
飲み方
用法用量の違いはありません。
1回1錠、コップの水で飲みます。次の服用まで24時間以上間隔を空けるようにします。
添加物による効果の違い
薬の効果や副作用は、有効成分によるところが大きいですが、添加物も少なからず影響してきます。残念ながら、ED治療薬の添加物は公開されていないため、具体的な違いはわかりません。
錠剤の大きさや色が違う以上、添加物も少なからず違うはずですが、体験したときの感覚で推測する他ありません。
口コミなどを見る限り、
「メガリスの方が効いた!」
「タダシップの方が効果ありました」
など、個人によって感想が違ってくるようです。
効果の違い
射精してからの期間、食事の有無、服用する時間帯などを揃えて、それぞれ4回飲んで検証してみました。
効果が現れる時間や、持続力にほとんど違いは感じられませんでした。
多少メガリスの方が勃起力が上かな〜と感じる程度でした。明確な違いはありませんね。
万が一、メガリスかタダシップを飲んで、効果が見られなかった場合、シアリス系ではなく、別の成分の薬を検討した方がいいと思います。シアリスに含まれるタダラフィルとの相性が良くない可能性が考えられるためです。
副作用の違い
私はシアリス系との相性が良く、副作用をほとんど感じません。
メガリスで体験した副作用は、数時間鼻づまりになることがある程度です。タダシップは、鼻づまりに加えて軽い頭痛が出ることもありました。
メガリスは他の薬と比べても副作用がほとんど見られません。口コミでも副作用で苦労している人は少ないようです。
タダシップも毎回副作用が現れるわけではないので、その日の体調によって症状が変わる程度だった可能性もあります。
店舗の人気比較
世間的にはどのような評判であるか比較するために、売れ筋ランキングを公開している「オオサカ堂」と「くすりエクスプレス」のデータをまとめてみました。
比較項目 | メガリス | タダシップ |
---|---|---|
くすりエクスプレスのランキング | 圏外 | 5位 |
オオサカ堂のランキング | 2位 | 圏外 |
くすりエクスプレスの口コミ数 | 12 | 52 |
オオサカ堂の口コミ数 | 3080 | 616 |
口コミ平均評価 | 4.5 | 4.4 |
意外だったのが、店舗ごとに売れ筋の商品が見事に反対でした。
くすりエクスプレスでは、タダシップが人気なのに対して、オオサカ堂では、メガリスが圧倒的に人気です。
平均評価は、メガリス4.5とタダシップ4.4でほとんど変わりはないようですね。どちらも高い評価を得ていることがわかります。
私がタダシップでなく、メガリスを選んだ理由
私はメガリスとタダシップを最初に1箱ずつ購入しました。
両方の薬を体験した結果、レギュラーで使用する薬はメガリスに決めました。その理由を解説していきます。
消費期限の問題
薬には、消費期限があります。食べ物のように腐るというわけではありませんが理論的には、「効果が劣化していく」ことはあります。製薬会社は、保証できる効果の目安として、消費期限を設けているわけです。
消費期限は、製造日からメガリスは3年、タダシップは2年弱に設定されているようです。
オオサカ堂で2つの薬を同時に購入しましたが、残りの消費期限はメガリスが2年、タダシップが1年ほどでした。
タダシップは、オオサカ堂以外でも、消費期限が短いと口コミで酷評されており、星0の評価でした。
確かに格安でお得だが使用期限が残り3ヵ月ほどしかない、製造は1年以上前。これでは7箱購入したが、使いきれない。
口コミでも言及されているように、7箱購入する場合にはもっと期限に余裕が欲しいですよね。
私がオオサカ堂で購入したメガリスを7箱まとめ買いしたときは、すべて残り期限が2年ありました。
服用ペースが早い人はあまり関係ないかもしれませんが、私は色々な薬を試していることもあるので、使用期限は地味に重要なポイントです。
価格の比較
価格について、最も安いオオサカ堂を参考に比較してみます。
箱数 | メガリス 20mg(1箱4錠) | タダシップ 20mg(1箱4錠) |
---|---|---|
1箱 | 1,564円(391円/1錠) | 1,250円(312円/1錠) |
7箱 | 2,949円(105円/1錠) | 3,163円(112円/1錠) |
1箱あたりの価格は、タダシップの方が安いのですが、7箱まとめ買いだとメガリスの方が安いことがわかります。
前述した消費期限の長さと7箱のコストパフォーマンスを考慮して、私はメガリスをレギュラーとして飲み続けることにしました。
まとめ
メガリスとタダシップは有効成分も含有量も同じです。効果や副作用に大きな違いは感じられません。私はシアリスを含めていろいろな薬を体験してきましたが、どちらも総合レベルの高い薬なので後悔することはないでしょう。
どちらを購入するか迷っている方は、次のポイントを参考に検討してみてください。